ピンクとグレーをみてきたのに、予告の話をします。

唐突に、ファーストデーだということを思い出して映画館に足を運んできました。黒崎くんの言いなりになんてならないの予告が、2時間頭の片隅に残っていました。(公式HPにアップされているのをみていなかった)原作を少し読んでいたから、けんとくんが黒崎くんを演じると聞いたときは複雑でした。待ちに待った少女漫画の実写化オファーだったけれど、ドSのワードだけ推されてて、言葉悪いけどちゃっちくなるかなって思ってた。でも、予告の黒崎くんは頑固で気が強くて真っ直ぐで、けんとくんの甘い言葉とはまた違う想いの詰まった台詞。発せられる言葉すべてにドキっとして、ぎゅーってなって、これだよ少女漫画!!!って思ってた。なーんにも興味ない人からしたら面白くなさそうにみえるかもしらないし、馬鹿げてるとも思うかもしれないけれど、大好きな人が、演じる世界でしか言ってくれないようなことをばしばし言ってくれるんですよ?!?!担当色眼鏡万歳!!!!!!!もう映画館に何度も通うことが決まった、私もこまつなちゃんになりたい人生だった…。あの数分で頭ぱーんってしちゃって、本編みたらどうなるんだよこいつって今から不安なんですけど、今日の完成披露試写会の感想みるに最後のシーンのアドリブがまた素晴らしいらしくて、中島健人くんさいっこうだな!!って気持ちです。高ぶってます。けんとくんの王子様の引き出しがまた増えたんだろうな〜Candyから始まる作詞のソロ達は、形は違うけれど恋愛の曲で、けんとくんの考える恋とか愛が透けて見えてどきどきしてたのに、また新しいけんとくんのお話ができるんだろうなぁ。やっぱりけんとくんは、私の中では絵本から飛び出てきた王子様だよ〜って痛いこと書いてみる。もう二十歳過ぎたんだからやめなさい。


さて、本編。
原作も漫画も読んでない状態で、芸能界が舞台だということだけ頭に入れて。もう早速ネタバレなのかもしれないけれど、俳優中島裕翔という人は、華にもなるし、花瓶にもなる人だなぁと、終わったあとに思ったことはそれでした。どこからみても好青年でかっこいい自信に満ち溢れたごっちは主役なのに菅田くんが主演のようで、寂しそうで迷っててどこか陰があるりばちゃんはどうみても主演だった。真ん中に立つことも、引き立てることもできる今の20代のジャニーズ、はゆうとくんの役者としての強味だと。同世代の共演者のなかで、ってゆうとくんが何かの雑誌で話していたのをみたけど、基本的にゆうとくんと菅田くん、夏帆ちゃんの3人だけで2時間進む物語のなかで演じられる経験は大きいものだし単純に羨ましいと思った。このお仕事をもってこれるゆうとくんが羨ましい。
あとはこの原作を書いている人がジャニーズであることも違和感というか、いい意味で気持ち悪い。加藤シゲアキという人の脳みそを覗いてみたくなったし、"本"として読んでみたくなった。エンドロールで、原作 加藤シゲアキって出てくるの超超かっこよかったんだよ〜誰にも味わったことのない感覚だし、けんとくんじゃ絶対味わえない気持ち、シゲ担さんは誇りだろうな〜!そういえば、嵐にしやがれカメオ出演してるって言ってたけど、全く気がつきませんでした!!!!