突然の雨に濡れた春でも。

この1年ずっと考えてた。もうけんとくんだけじゃだめなんだなって。わかってたけど、5人でいるSexy Zoneが大事だったし、その中にいるけんとくんが大好きだった。あれこれ言い訳をつけてないで、潔くけんと担を卒業する。誰か降りたいと思う人もいないし、翔くんの時のように、けんとくんの時のように、あんなに熱量を持つこともなくなってしまったから、しばらくはここの世界をお茶の間から眺めていようと思ってます。こんなこと自分の口から出てくるなんて、昔は考えられなかったなぁ…
2012年2月12日のファーストコンサートから、私のジャニヲタ人生が狂い始めた。響き渡る歓声も音にならない私自身の声も真っ赤な国際フォーラムも膝から崩れ落ちた2階席最後列も、あの日の写真が断片的に、でも鮮明に、スライドショーとなって再生される。理想のアイドルに出会ったと思った。探し続けていたおとぎ話のなかの王子様。それがけんとくんだった。
けんとくんと過ごした2年ちょっとは、時間もお金も感情もけんとくんの行く先に注ぎ込んだ。春は必ず横アリにいた。夏は水道橋に通った。冬は寒さとイルミネーションと帝劇だった。南にも北にも飛んだ。本当に本当に本当に楽しかった。笑顔に満ち溢れてた。心から幸せだったって言えるんだ。だから後悔なんてしてない。
ちょうど1年前もけんとくんに同じ言葉を紡いだけれど、やっぱり今日も贈ります。けんとくんはいちばんになれるよ。てっぺんとれるよ。けんとくんを応援しててよかった。胸を張って誇れる担当でした。特別な人しか立つことのできないステージの上でいつまでも輝いていてください。光を浴び続けてください。歓声を耳にしててください。そしてSexy Zoneを守ってね。いっぱいいっぱいのありがとうと大好きを貴方に。


出会いと別れの春だ。