ぽかぽかの光。

原作を読んだの発言に、おっこれはなにかの伏線かと思いきや撮影は既にクランクアップ、エキストラでもいいから出たかったなんて嘆いていた、とにかくそんなにもじたんがオススメする陽だまりの彼女を観てきました。そんな予定はなかったのに、某袋の映画館の入り口にじたん初主演映画のパネルがででんとあるもんだから吸い寄せられるように近寄ってみたら、あらまぁちょうどいい時間にやってるしレディースデーだし、っていう。まぁかんたんにいうとカッとなってしまった。




原作は読んだ状態でした。こちらもじたんの雑誌を手にとってレジに向かう途中に棚に並んでいたから、読んだって言ってたし…まぁかんたんにいうとカッとなってしまった。
(原作を)けんとくんは絶賛していたけれど、わたしは好きではなくて。ふつうの日常が続いているのにふつうの日常には起こり得ないくらい不思議な結末を迎えてしまうのが気持ち悪い。納得いかない。そのあとけんとくんが読んだって教えてくれたレインツリーの国も追っかけたんだけど、こちらの方が(方がっていうか)、こちらはよかった。概ねの筋は似ているから友だちにも勧めてるのはレインツリー。


ラスト30分を捨てて潤くんと樹里ちゃんがつくるこうすけとまおのそこらに転がっているようなふたりの“キュン”としたものを手にしたかったのだけれど、やっぱりというかもちろんというか、この映画はファンタジーで種明かしがメインディッシュだった。結末を知っていたから伏線がすべて実線でうまく入れない。ただ終わりかたは原作より好きだったな。うん。脚本家さんってすごい、っておもった。
それと映像がとにかく綺麗。2時間のどこを切り取ってもCMになるくらい。潤くんと樹里ちゃんと江の島がきれいにきれいにパッケージになった。あったかくぽかぽかした“陽だまり”。秋冬の設定から生まれる高い空から降り注ぐ太陽の光。やわらかいこうすけとほわっとしたまおと陽だまり。監督さんが江の島でなければ撮れなかった、と口にしていた真実は映画をみれば明らかになる。あったかい。


いちばん好きだったのはエレベーターでの「ありがとっ、こうすけ。」のところ。潤くんも挙げてた気がする。すっごいきゅんとした。再会してもなお仕事上の関係が続いていたふたりに切り込んだまおの一言にきゅん。
あとは陽だまりがいっぱいの部屋で腕まくらしながら本を読んでるこうすけとその指をからませるまお。これはきゅんというよりこういうふたり、いいなって。溢れるほどの幸せは尽きることのない幸せ。


さんじゅっさいになった潤くんにぴったりのお仕事。やんちゃでもなく御曹司でもなく2世でもなく、ふつうの入社2年目のちょっとかっこいい社会人。ほわっとした潤くんは大人の男性になってかっこよくなってた。


けんとくんは観に行ったのかな。感想を聞けたらいいな。そして、いつか、けんとくんが主演するラブストーリーに映画館で胸をときめかせたい。恋愛ものみるたびにけんとくんど真ん中ラブストーリーやらないかなぁぁぁぁぁぁって騒いでる気がする(笑)(笑)アイドルに求めている好きは、疑似の胸の鼓動をくれる人なのかなともおもいましたとさ。ちゃんちゃん。