逃げんなよ。

お友だちが“ラブホリとかゆうやばいやつやってる。”と呟いていました。2週目。




インターネット情報社会は速い。1週間で声を聴いて改めてくる。現代の世の中だなぁとおばちゃん感覚。字幕のあるなしでこんなにも変わるのですね。バーチャルデート()をする気はさらさらないのだけれど、他人がやっている乙ゲー()をただみているだけ、のつまらなさは吹っ飛ばされた。キュンの代わりとなった連写はお写真自体が明るく綺麗。スタッフさんありがとうございます、お疲れさまです。


暗闇とそこに浮かぶ光、スーツがとてもよく似合うけんとくんのアイドルとしての素。向こう側を眺めてカメラと目を合わせなかったのに「びっくりしましたか、皆さん。」できゅっとこちらをみる。視聴者とどこか薄い壁を造って、求められ演じた中島健人について中島健人が語っているのに、急にするりと瞳を向けていきなりぐっと距離を縮めてくる。あっいつものけんとくんだ。声のトーンですぐに好きが反応した。こんなにも落差があったのか。ドキドキ…。他人につくられた中島健人と本人が被るアイドルの切り替えに対して嘘みたいに真っ直ぐ心が動く。ドキドキドキ…。けんとくんだと思っていたそれはやっぱりけんとくんが演じる中島健人の虚像で、けんとくんももちろん虚像なのだけど、みてきた好きになった姿はけんとくんが自ら被るアイドルだ。こんなにもドキドキが止まらないのはけんとくんをみつめるようになってからも初めて。 コンスタントに気持ちを向けさせてくれる、わたしはこの人とまだ夢をみる。