いちまいめ。

1歳と5日目。生まれたときより身長は約1.5倍、体重は約3倍に増え、単語を1つ2つ発することが出来るようになる。
グループとしてはまだ歩くこともままならないSexy Zoneが1周年の記念に発売したOne Sexy Zone。これで何度目だろう、彼らの初めてに立ち会い、彼らから初めてを受け取ったのは。“初めてのアルバム”。“1枚目のアルバム”。今この瞬間に手にし、様々な想いが巡り、涙が出てくる、そんな時間を過ごせていることが何にも変えられない幸せです。この先、「あ、Sexy Zoneが好きなんだなぁ」なんて自分の中に生まれる冷静な他人事は消えないのだろう。それを飛び越えてくれるSexy Zoneが私は大好きです。あれよあれよという間に時間が過ぎ、ゆっくりでもいいからひとつひとつ噛みしめたい。




01.完全マイウェイ
1stアルバムの1曲目に相応しい歌詞と曲調。俺らは俺らの路を行く。1周年を迎えたSexy Zoneからの背中を押してくれるような明るさがあるのに、どこか寂しくて涙が出てくるのなんでなんで。


02.Silver Moon
陽が落ちていくにつれて月が輝きを増していく音の作り方が心地いい。“なんだか心が暖かいよ”がこの曲を表す適した言葉だと思っています。
けんとくんが“Silver Moon 空で輝く”のところが好き、って言ってくれていてすごく嬉しかった。私が好きなフレーズをけんとくんも好きだと思ってくれていることが何にも変えられないほど嬉しかった。


03.Ladyダイヤモンド
イントロが流れると横アリの匂いや風景がフラッシュバックする。駅から会場に向かうまでの道のりはドキドキとわくわくでいっぱいで、まだ冷たい風に春っぽい恰好は似合わない。今とは明らかに違う、不安が入り交じった新鮮な「好き」がぼこぼこと音をたてるように全身を駆け巡る。
こうして聞くと、2枚目のシングルはきらっきらしてるちょっぴり幼いような曲だったんだなぁ。


04.IF YOU WANNA DANCE
高音のハモりが増えてアレンジによってアルバムように軽くなったね。ライブでの重い音も好きだけれどひとつを重視したアルバムのアレンジもすごく好きです。音源化してくれたことが1番嬉しいです。


05.rouge
SUMMARYが甦る。ふまくんがピンクのストールをして紺色のジャケットを着てTDCホールの0番にいる姿。アリーナ上手から観たふまくんも、アリーナ下手から観たふまくんも、2バルから観たふまくんも、3バルから観たふまくんも全部全部思い出す。髪の毛を結んでいた日。ファーのシュシュをしていた日。白い時計をしていた日。曲の世界観がびしびしと伝わるふまくんの歌い方。切なくて寂しくて辛くて。同時に悔しくなる。同い年の男子が、人を魅了して感動させて求められている。そうして私の涙は頬を伝う。CDでもそれは変わらないんだ。17歳の高校3年生菊池風磨の想いが濃縮されている初めてのソロは大好きで大好きで負けたくないと思える曲。


06.GAME
イフワナ→るーじゅ→GAMEの流れ想像通りアツイ!!!アツすぎる!!!!!
ギターのアレンジかっこいい。異国の地でのお互い絶対に負けられない、余裕のあるGAME感が増してる。
勝利の女神”を佐藤勝利に歌わせる暇を持て余した大人たちの高貴な遊び。勝利さんはこの曲に関しては0番であり審判だと位置づけているから、この台詞によってより傍観者になっているなぁ。


07.君と…Milky way
気持ちよくて澄んでいて穢れがないけんとくんのサビ。けんとくんから発せられる音の帯がふわぁっと包んでくれるような感覚。それをぎゅっと抱き締めていたい。「好き...」と思わず呟いてしまう。


08.Sexy Zone
デビュー曲神々しい…。降臨してくる、ね。強い。眩しい。


09.Don't Stop Sexy Boys<Sexy Boys>
“どんすとっせくしーぼいず!”がかっこよすぎるうううう><そうまりの声が重なってとても綺麗な旋律を生み出している。やっぱり上手いよな、聡ちゃんもマリも。変声期は大変だと思うけど、ここを乗り越えてソロをもらえたら。


10.きみを離さない きみを離れない
作詞:佐藤勝利すごくかっこいい。

でも僕、詞を書いているのが僕だからっていうのは、あんまり意識してほしくないんです。作詞してる人を想像せずに、ひとつの歌として聴いてほしいですね。

ってKAKKEEEEEEEEEEE!さすがっす。勝利パイセンさすがッス、かっけええッス、一生ついていくッス。俺らの0番かっこいいよぉ。
けんとくんのフェイク大好きです。大好きです。大好きです。(わかったから)


11.We can be one
“You know I want it”の吸魂鬼(ディメンター)が出てくるような雰囲気からは想像もつかないような歌詞にぐっと、ぐっと。闇からなんとか光を見つけて生きていこうとしている、どちらかというとバッドエンドの物語。ふまくんのラップがかっこよくてふまくんじゃないみたい。こんなラップも出来るんだ…!ってまたすごいって思っちゃう。


12.Teleportation
少クラで上書きが進んでいることに気づいて最近みなくなりました。“腕に残る〜”の「う」に濁点ががかかったような歌い方。2番の歌詞の方が印象に残っていたこと。間奏ではけんとくんの手に合わせて光が飛び出し、“LOVE”の文字を描いたこと。千秋楽では大サビ直前にシャツをパーンしたこと。忘れないように、忘れないように、必死に必死に記憶を繋ぐ。
ドゥドゥドのイントロで一気に異世界へ手を引っ張られるんだよね。だからアルバムからいつも飛びぬけてくる。いい意味で浮いてる。
Aメロは寂しいから飛び越えてもいい?Bメロはお前、俺に会いたいんだろ?今そこにいってやるよ。なのが!すごい!けんとくん!好き!だよ!!!!


13.Sexy Summerに雪が降る
この曲にはまだ匂いがつかない。もう少ししたらSUMMARYに通った暑さになるのかな、って。それが楽しみ。


14.スキすぎて
私、歌詞の通りに進んでいくストーリーの主人公に勝利さんを思い描いていて。きゃはって幼い子供のように子どもっぽく笑うしょりの恋。
2番の歌詞が好きです。“見ていてよ 振り向かせるのは 僕だから”って!!!!!!!!消極的なように見せかけて肉食。これぞロールキャベツのはがれかけ系男子。


15.今日はありがとう
そのまま、そのまま彼らに贈りたい。どんどん好きになるんだ。止まらないの。ありがとう。ありがとう。
“花が咲くみたいに”のけんとくんの弧を描くような音の伸び方が、今回のアルバムのけんとくんのソロパートのなかで最も好きです。


16.名前のない想い
発売前からふまけんが推す、中島健人菊池風磨のデュエット曲。1番をけんとくん、2番をふうまくん、重なりあって、おっかけて、ハモって。
けんとくんの想い、ふまくんの想い、にとても近いんだろうメッセージ。
運命よりも近くて奇跡よりも確かな名前のないそんな想い。小さな痛みさえ分け合うことがけんとくんの願い。決して手には取れなくてでも何より確かな名前のないそんな想い。ふうまくんにできることはただ隣をいつまでも同じ歩幅で歩いていくこと。
ふまけんちぁなんてふまけんなの!!人生において必要だと言える存在に巡り合えたふたりはとてもとても幸運だな、と最近よく思います。